◆散文◆ ピエタ

時を経ると共に
思念として生まれ、残る
感銘のうちの歓喜
激痛を伴う損失

そして、知識
知識の探求


くりかえしが行われる。


記憶
追憶

イメージ
イメージ


発生から膨張へ
収縮から消失へ
たくさんの出会い
それよりわずかに少ない別れ
それと共に
共鳴する魂と魂
反目する魂と魂

高め合い、削り合う
いがみ合い、分かり合う


くりかえしが積み重なる。


無限と見紛う
有限のくりかえしの中で
瞬間を積み重ね、今この瞬間がある
さてこれからや如何?


願いは必ず違った形で叶う。


眼前にあるものを受諾し
推進するのは
あくまで一つの方法論
ほとんどを遮断するのも
あくまでもう一つの方法論
全ては選択
選択の基となる思想と感情
そして
因果関係が発生し
結果が新たな原因となり
くりかえしが行われる


一個人
選択の結果としての一個人
一個人
から派生する選択と結果


あの瞬間

この瞬間

瞬間の積み重ねとしての
今この瞬間ここにある
一個人


太陽が個を照らし
個の影を作る


街を超え
国を超え
星を超え

姿を変え
色を変え
魂は羽ばたき
イメージは拡がる
拡がり合う
それぞれの一つの世界の中で拡がり合う


今日も空は青い
太陽は個を照らし
個の影を作っている

尻尾を振り走り寄る犬
動かずじっとこちらを見つめる猫

何かを考えている人間


気づくべきなのか
知らず知らずに気づいていたのか
忘れ去ってしまったのか
「今」の「これ」がそうなのか

それは、わからない。









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